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共和国天領艦隊との戦いの顛末 /*/ 事の始まりは、黒麒麟藩国との一連の騒動である。 テラ領域への侵攻を目論む黒麒麟藩国は度々、 開戦の口実を作るためにテラ共和国に対し挑発を行っていた。 テラ領域の各藩国・組織は開戦を遅らせるための対処を行ってきたが、 先の冒険において、冒険騎士団が黒麒麟藩国へと移動したことにより、 黒麒麟はこれをテラ領域からの侵攻として攻撃を開始。 全滅の窮地に陥った冒険騎士団は、帝國・宰相府により救われるが、 共和国天領との戦いは避けられぬ状況となった。 共和国天領は艦隊をテラ領域へと送り出し、侵攻を開始する。 /*/ 共和国天領艦隊との戦争が避けられなくなったテラ領域各藩国は、 裏マーケットやSHCの働きもあり、急ぎ対空施設・兵器の配備に取り掛かる。 中でも越前藩国は、先の戦闘で破壊されていた防空レーダー&指揮所を再建。 対空機関砲の配備、帝國防空回廊の構築、さらには帝國防空回廊の共和国への輸出にFVB宇宙開発センターとのリンクと、 驚異的な対応で次々と対空戦闘に向けた準備を進めた。 /*/ 地上では対空施設が次々と用意されていくものの、 宇宙にいる共和国艦隊本隊への対処が為されなければ、 高高度爆撃やレーザー兵器による攻撃で一方的に攻撃を受ける危険がある。 帝國軍と初心者騎士団は宇宙への打ち上げの準備に奔走する。 一方の共和国は、宇宙への長距離輸送システムを有するながみ藩国が戦闘に向けた準備を行っていた。 /*/ 戦闘の第一段階は宇宙戦であった。 敵は新型の大型I=D“レディルウシィ”を配備。 帝國軍<シューティングスター>とながみ藩国<銀河鉄道なごみ騎士団>は、 それぞれ攻撃を行いこれを全て撃破。 さらにそれぞれが敵装甲空母と敵巡洋艦を一部隊ずつ撃破。 宇宙戦を終えた部隊は撤退を開始。 戦場は地上へと移る。 /*/ 敵艦隊は巡洋艦11隻の艦砲射撃を行った。 これにより、 FVBの宇宙港、よんた藩国の長距離輸送システム、ながみ藩国の長距離輸送システム、 越前藩国の防空レーダー、芥辺境藩国の飛行場、鍋の国のI=D工場、 リワマヒ国、芥辺境藩国、FEGの防空施設が破壊され、 そして、不幸にもFEG整備部隊が直撃を受けて消滅した。 /*/ 地上では<有翼茉莉花騎士団>、<フィーブルオペレーター・にゃんこ分隊>が帝国防空回廊を通じてオペレーションを行っていた。 これらにより防御支援を受けながら、各部隊は観測を行い敵の狙いを見定める。 当初、キノウツン藩国、フィーブル藩国に向かっていた敵部隊であったが、 ここに来て狙いを変更。東京上空に展開していた。 敵の狙いは芥辺境藩国と知った各部隊は臨時移動を開始する。 ここを守りきれなければ芥辺境藩国は滅亡、 敵はシープホーンを投下し、上陸作戦を行うだろう。 /*/ 一足早く芥辺境藩国上空へ到着したのは<東方有翼騎士団>であった。 故国を守るため敵を待ちうけていた芥辺境藩国の<辺境飛行騎士団>と共に、敵爆撃機との空戦を開始する。 敵爆撃機への攻撃を開始した瞬間、敵戦闘機が奇襲を仕掛けてきた。 敵は罠を仕掛けていたのである。 しかし、<東方有翼騎士団>は防空回廊の支援、オペレータによる修正とRP修正+9を受け、 敵の攻撃に耐え、敵爆撃機部隊を撃破する。 <辺境飛行騎士団>も敵の奇襲を受けるが、奇蹟とも言える一瞬の閃きによりこれを回避する。 (具体的には50%のダイスロールが成功した) そして続けざまに敵爆撃機部隊を撃破し、ついに敵を撤退へと追い込んだ。 /*/ 敵は戦闘の継続を諦めると、FVBの宇宙港を東京に落下させ撤退。 芥辺境藩国へと向かっていた各部隊は急遽、落下地点である鍋の国へと移動し、これの迎撃を試みる。 鍋の国へと集結した部隊と、東京の各藩国に配備された対空施設による迎撃を行うも、失敗。 この窮地を救ったのは<越前藩国情報戦分隊>と<フィーブル・サイハッカー分隊>であった。 電子妖精の力を得た両部隊は宇宙港へのハッキングを開始。 宇宙港のシステムにはロジカルボムが仕掛けられていたが、 2箇所からのハッキングによりこれを突破。 宇宙港は大気圏突入前に爆発し、破片となって燃え尽きた…… /*/ 共和国天領艦隊の攻撃をひとまずは退けた。 しかし、それは、勝利と呼ぶには苦いものであった…… /*/ (以下エンディングセレモニーより) うっかり摂政と呼ばれる黒埼は、この時苦い顔をしている。罠にかかったことではない。 罠を仕掛けられていたということの裏返し、手の上で踊らされていたということに気付いたのである。 「うちの能力、丸裸にされたな……」 敵は最初から宇宙港を都市部に落とす気はなかったのだろう。 単に情報部の能力を調べるついで、くらいの大量虐殺だ。 黒埼は共和国の戯言屋に自分が知りえた情報を流すことにする。 このむかつきを、俺一人がもっているのは不愉快だと考えていた。 猫にも味合わせてやる。 /*/ その時、帝國宰相は部下の声で我に返り、ナショナルネットの接続を切った。 視界が普通になる。 「終わったな。治安維持艦隊は引き上げたか」 「そのようです」 帝國を牛耳るのはセブンシスターズと呼ばれる宮廷女官たちである。 宰相はシスターの一人の報告に耳を傾け、少しだけ笑った。 「いくら田舎とはいえ、せめて正規艦隊の一つも送ってもらわねばな。いまだ、要塞艦もワーグも、見ておらぬ」 「すでに内偵は正規艦隊4個の出撃を確認しております。一個は惑星破壊藩国かと」 宰相はなんの感想も漏らさず、ただ表情を変えずに話題を変えた。 「王女の容態は?」 「……あまり芳しくありません。国民には今回の出撃に王女が出ておられないことを疑問に思う者もいるようです」 「……バックアップは使えない。もう少しがんばってもらわなければならぬ」 宰相は地図を見た。そこには大規模内戦に突入したにゃんにゃん共和国の姿があった。 「共和国を見ろ。旗印がいないばかりに、醜く争そう……」 そして思うのだ。帝國のために、いましばし、と。 /*/ 補記 今回の戦いでは、開戦前の準備が勝負の大勢を決めたといえるのではないか。 越前藩国の働きなしには勝利は極めて困難であったろう。 また、宇宙での戦果がなければ地上の戦いはより深刻なものとなっていたに違いない。 さらに今回、防空回廊にさらなる力を与えたのがオペレーターの存在であった。 防御修正の蓄積は戦闘における防御判定において大いに力を発揮している。 また最後の局面での情報戦部隊の活躍も大きかった。 しかし、これはテラ領域全体における対空戦力の不足を示しているとも言える。 今後のさらなる艦隊の侵攻に対し、 宇宙戦力(さらにその輸送手段)と対空戦力の充実が必要となるのではないだろうか。 |
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