火焔日記 4月28日 (英吏がらみSS・前編)

4月28日

毎度のごとく紫苑に伴われて登校。

今回は珍しく邪魔されずにすんなり昼食。


いま気が付いたんだけど、朝食はどうしてるんだろう?<白で気付け!
一日開始前の体力回復が朝食なのかな?

昼、空歌&美姫のダブル視線攻撃。


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目が合った美姫ティに遊びに誘われる……当然OKっすよ!!
チケットなんか用意しなきゃだな~


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今度は剣さん&さっきから空歌の視線……痛いです。
何ですか?言いたい事があるなら言いましょうよ。

とか思いつつ、微笑み返す。


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午後の授業、火焔はよっぽど嬉しかったらしく
浮かれすぎて珍しく授業を失敗。



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放課後、人目を避けて体育館裏に移動する。

すぐ後から足音。


「流石ですな、分かりましたか」


英吏…声に出さず、視線で答える。
こいつが敬語って事は公用か…、ほんと、分かりやすい奴。

仕方ないので振り返ってやる。
夕日に煌く金の髪、切れ長の美しい瞳。うわー、負けそう。

笑顔になりそうな自分を振り切って、腕を組んで難しい顔をしてみる。

「随分、回りくどいな…用件なら、手短に願うけど?」
「そろそろ、次の仕掛けの時間ですな」

あたしの声に被せるように台詞を言う。
にやりと笑う英吏……うわ、いけず。分かってんじゃん。

「ま、物資は十分にある」

冷えた目が光る、英吏は敵を見据えた……それは幻獣ではない。

「俺達は、今度はもう、情けを頂戴するだけの哀れな敗残部隊ではない」


作戦参謀の顔というよりもそれは……

言おうとして止めた……それが、英吏が考えた道理を守る道なんだ。


前に英吏はあたしに生き様を語った事がある。
あたし達のような奴らが大好物な生き様。

それを聞いたとき、そのでかい腹に抱きついてやると思ったけど、全力で拒否された。

英吏は悪党ではない、ないが……。
あたしがしばらく黙っていると、英吏はさっさと姿を消した。

ため息を吐きながら空を見上げる…不幸はキライだ。キライだぞ。




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